買った時より高く売れる家はあるの?少しでも高く売る方法や注意点を紹介!

「買ったばっかりの家は高く売れるの?」「少しでも高く売る方法は?」

上記のように買ったばっかりの家の売却で疑問を抱えてる方はいると思います。

さまざまな理由から、新築の家を購入しても、すぐに手放さなければならないことがあるでしょう。

そこで今回の記事では、築浅の物件売却の売却を考えている方に向けて、「買ったばかりの家が高く売れる理由」「築浅の家を売却する時の注意点」などを解説します。

目次

買ったばかりの家を売る理由はなに?

買ったばかりの家を売る理由は以下の通りです。

  • 離婚をしたため                                        
  • 住宅ローンが返済できなくなったため                                         
  • 近隣のトラブル
  • 転勤のため                                        

買ったばかりの家にもかかわらず、売却することになった背景には、さまざまな事情が考えられます。

ここではどのような理由なのかを紹介します。

離婚をしたため

離婚することでやむを得ず家を売りに出すこともあります。

離婚をするときは、結婚後に築いた財産を夫婦で分け合うのが一般的です。

その際に、現金などは等分に分けられますが、家を半分に分けることは物理的にできません。

そのため家を売却して、その他の財産も含めて分けるケースが多くなっています。

また、離婚した後に一人で住むのは広すぎたり、現実的ではないことから売却される方もいます。

このように離婚が原因で買ったばかりの家を売却する人は多いです。

住宅ローンが返済できなくなったため 

事情により住宅ローンが返済できなくなり、家を売却することも理由の1つにあげられます。

共働きできなくなり収入が減ったり、想定外の教育費や医療費の出費が増えてしまったりすることもあります。

住宅ローンの返済ができず、滞納が続くことで抵当権が行使され、家が差し押さえられます。

そのような事態になる前に、返済できなくなった場合は家を売却するケースが多いです。

近隣のトラブル

近隣住民との相性が合わずに住むのがつらくなってしまい、売却にすることがあります。

賃貸のときにはなかった、地域の行事に参加することで、子供同士のトラブルや親同士の揉めごとが発生することもあります。

また、近隣の家の騒音や、タバコの匂いなどのトラブルも多いです。

家を購入しているので、長年そこで生活していくうえで、耐えられないトラブルもあるかと思います。

そのことから、解決に向けて協力的ではない場合は売却することになる可能性があります。

転勤のため

家を購入した直後に転勤することが決まり売却する方もいます。

単身赴任で対応することもできますが、家族と一緒に暮らしたい方もいるので、家族で引っ越す方も多いです。

賃貸で貸し出すこともできますが、空室リスクや諸々かかる費用を懸念して売却を検討することもあります。

転勤するという理由で売却する際は、購入者も問題を感じるネガティブな理由ではないため、売却しても買主が見つかりやすくなります。

買ったばかりの家を売却する理由として、転勤が原因のケースも多いです。

買ったばかりの家が高く売れる理由

買ったばかりの家が高く売れる理由は以下になります。

  • 再開発予定がある地域
  • 新築工事完了から1年以内は「新築」扱いになる

それぞれの理由を解説していきます。

ここ数年は土地価格が上昇しており、築浅物件を売却すると、新築当初よりも価格が高くなる現象が散見されています。

再開発予定がある地域

再開発予定がある地域は、地価が上昇することがあり、合わせて不動産の価値が上がり高く売れることもあります。

具体的に再開発とは、近くに大型ショッピングセンターが建設されるなど、周辺の利便性があがるようなことです。

利便性が上がれば、住宅需要も必然と増えていき、居住用地があれば取引が活発になり、地価が上昇していきます。

このことから、再開発の予定があり家が高く売れるケースがあります。

工事完了から1年以内は「新築」扱いになる

工事完了から1年以内で、一度も住んでない場合は「新築」扱いになるので、家を高く売ることができます。

入居前に事情があり、手放さなければいけない場合は、1年以内に売却することで高く売ることができます。

買主も新築物件を納期なしで購入することができるので、双方にメリットがあります。

ここで注意しなくてはいけないのが、1年過ぎると「中古物件」扱いになることです。

新築として売り出したい人は、できるだけ早めに売却活動することをおすすめします。

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築浅の家を売却する時の注意点

新築物件や築浅物件を売却するにあたっては、さまざまな注意点が存在します。

築浅の家を売却する時の注意点は以下になります。

  • 物件の売却には費用がかかる                                        
  • 築浅物件を避ける人もいる                                    
  • オーバーローンに気をつける                      

それぞれの注意点について解説します。 

物件の売却には費用がかかる

物件の売却には費用がかかります。

一般的には以下の費用がかかります。

  • 仲介手数料
  • 住宅ローンの一括返済手数料
  • 新居への引越しに関する費用

売却にあたってはまとまった費用がかかるので注意してください。

物件の売却にかかる主な費用項目とコストについて紹介していきます。

仲介手数料

売買を仲介してくれる不動産会社に支払う費用になります。

仲介手数料の目安は以下になります。

売却価格(税抜)×3%+6万円+消費税

「4500万円の売却価格の場合」

4,500万円×3%+6万円+消費税=1,551,000円

売却価格が4500万円の場合は、仲介手数料が1,551,000円かかることになります。

不動産は売却価格が高いので、仲介手数料も高いのが現実です。

住宅ローンの一括返済手数料

一括返済は、残額3000万円の住宅ローンを3,000万円全て返済するというもので、金融機関により一括返済にかかる手数料が決められております。

金融機関によって異なりますが、一括返済手数料は一般的に手数料は、33,000円(税込)と設定している金融機関が多いです。

ネットで手続きできる金融機関もあり、ネットでの手続きの方が手数料は安くなります。

詳しい手数料に関しては、利用している金融機関に一度確認してみましょう。

新居への引越しに関する費用

売却するので、新しい転居先に引っ越す際に費用がかかります。

引っ越しにかかる費用は以下の通りです。

  • 引っ越し業者の費用
  • 転居先の初期費用
  • 仲介手数料

賃貸か購入によっても費用が異なりますが主に上記の費用がかかります。

売却するマンションにかかる費用だけではなく、新しい家への引っ越しに関する費用もかかるので注意するようにしてください。

築浅物件を避ける人もいる

築浅物件はメリットが多いので、需要が高いですが、中には築浅物件を敬遠する人もいます。

その理由は、中古物件に比べると割高のため、コスパが悪いと感じる人も多いからです。

また、購入後の固定資産税が高くなることや、毎月の住宅ローンの返済が高くなることを懸念する人も多くなります。

このように築浅物件をデメリットに感じる方も多いので、すぐに売却できないこともあるので注意が必要です。

オーバーローンに気をつける

オーバーローンとは、ローン残高の方が売却価格よりも大きい状態のことです。

オーバーローンになった場合は、住宅ローンの残債を自己資金で支払ったり、住み替えローンを利用する必要があります。

築浅物件だから高く売れるので、ローンの残債を返済できると思い込むのは注意が必要です。

住宅ローンを完済しないと売却することができないので、オーバーローンになった時のために、あらかじめ自己資金を用意するようにしましょう。

買ったばかりの家をを少しでも高く売る方法は?

買ったばかりの家を少しでも高く売る方法は以下になります。

  • 需要が高まる時期に売却する                                        
  • 売り出し価格を高めに設定する

 では、それぞれの方法について解説します。

需要が高まる時期に売却する

不動産の需要が高まる時期に家を売り出すと、 高い値段で売れる可能性が高いです。

不動産の需要がもっとも高まるのは、2〜3月頃になります。

なぜなら、就職、転職、転勤、入学など、4月からの新生活に合わせて引越しを考える方が多くなるからです。

その2〜3月に売り出す場合には、遅くても1か月前から準備をしないと間に合わないので注意が必要です。

早めに準備しておき、12月ぐらいから売却活動を行うようにしましょう。

一番需要がある2〜3月頃に売りだすことにより、高く売却できる可能性があります。

売り出し価格を高めに設定する

値下げ交渉されることを考え、はじめから売り出し価格を高めに設定するようにしましょう。

希望者が見つかった際に、値下げ交渉をされることはよくあります。

交渉の際に、売り出し価格を高めに設定しておくことで、多少値下げしても本来の希望売却額で売れることもあります。

しかし、あまりにも周辺相場からかけ離れてる金額だと、買主候補が見つからないので相場感には注意してください。

少しでも高く売るために、値下げ交渉を見越して希望売却額より少し高い価格を設定するようにしましょう。

売却以外の選択肢は?

売却以外にも以下の選択肢があります。

  • 賃貸で貸し出す                                        
  • リースバックをする                

それぞれの方法を解説していきます。                     

賃貸で貸し出す

売却以外の方法に「賃貸で貸し出す」こともできます。

賃貸で貸し出すことにより、所有権は持ち続けられるため、契約期間が満了すれば家を明け渡してもらえ将来的に家に戻ることができます。

また、住宅ローンの支払いは、家賃収入から工面すれば維持することも可能になり、家賃の設定にはよりますが、家賃収入で利益を得ることも可能です。

しかし、入居者が確保できる物件であるかの判断は必要になります。

入居者がいなく、空室状態だと住宅ローンの支払いが負担になってきます。

空室リスクを軽減するためにも、賃貸として需要があるかの見極めが大切になってきます。

このように売却以外にも賃貸という選択肢もあるので検討するようにしましょう。

リースバックをする

リースバックとは、売却した家に賃貸契約を結び、売却後も住み慣れた家に住み続けることができる売却方法です。

リースバックの特徴は、売却にかかる期間が圧倒的に短縮でき、最短1週間で売却金を受け取ることができます。

また、売価後も賃貸契約を結ぶことにより、同じ家に住み続けることが可能で、周囲にも家を売却したことがばれないのもメリットの一つです。

売却金の使い道に制限はなく、住宅ローンの返済や老後資金、事業資金などに充てることができます。

リースバックは住宅ローンの返済に困った際に有効な手段になります。

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まとめ

本記事では、「買ったばかりの家を少しでも高く売る方法」や「築浅の家を売却する時の注意点」を紹介しました。

買ったばかりの家を高く売ることは、そこまで難しいことではありません。

買ったばかりの家は売却以外にも「賃貸で貸す」「リースバック」などの方法もあるので、踏まえて検討するようにしてください。

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